Uターン移住は実際にやっていける?事前に確認しておきたい3つのこと

東京などの大都市圏から地方に移住して就業する。この手の移住は「Uターン」「Iターン」「Jターン」などと言われています。Uターンは故郷から都市、そして都市から再び故郷に戻ること、Iターンは都市部から地方に憧れて移住すること、Jターンは故郷から都市へ移住した後、故郷に近い地方に移住することです。特に多いのがUターン移住で、生まれ育った地元の良さを再発見できるメリットがあります。今回はそんなUターン移住を成功させるために確認しておくべきことを書いてみました。

田舎暮らしの移動は車が基本。運転には慣れておくべし

ペーパードライバーは移住前にしっかり実地で練習を

都心と田舎の大きな違いのひとつに移動手段があります。いわずもがな、都心では電車やバスが、田舎では車が主流となります。Uターン移住で困るのは、免許は持っていても全く運転をしておらず、ペーパードライバーになってしまっていること。練習場で走るのと実際の道路を運転するのとでは要領が違うので、移住前に引っ越し先の周辺を走って感覚をつかんでおくと安心ですね。またガソリンスタンドはセルフが安価なので、給油ができるように練習しておくと良いでしょう。

幅が狭い田舎道には小回りがきく小さめの車が便利

人口が集中している都心では交通量が多く、また首都高ともなると合流や車線変更などのテクニックが必要となる一方で、田舎道での運転レベルはそこまで高くある必要はありません。ただし、道幅が狭いので、すれ違いざまは冷や汗をかくことも。海沿いや森の中を大きな車で飛ばしたい気にはなりますが、実際に運転しやすいのは小回りが利く小型車や軽自動車です。田舎では車の維持費は大きな出費になるので、自動車税やガソリン代はなるべく安く済ませたほうがベターですよね。

            移住後まもなくこすられた筆者の車です・涙

ナビは必須!どこへでも車で行けるようになれば完璧

Uターン移住にあたって、自家用車を購入するという方も多いでしょう。小型車のほうが扱いやすいことは前章で説明しましたが、それに加えて必ず装備しておきたいのがナビです。最寄り駅から簡単にアクセスできる都心とは違い、田舎で必要なのはもっぱら所在地と道路事情。道路は年々増減するので、最新のナビにアップデートしておくことがポイントです。東西南北の移動感覚をつかんで地図が読めるようになると、行動範囲がより広がって車で出かけるのが楽しくなります。

仕事は「やりたいこと」より「できること」を探すべし

選べる職種は都心より少ない?南房総の就職事情とは

人が多ければ仕事も増えるのが世の原理。都心では求められる仕事でも、田舎では全く必要とされない場合が多々あります。これまでの職種経験が活かせない場面もあるかもしれません。実際、南房総での求人募集は、飲食店での接客や介護職員、観光業を主とした仕事などが圧倒的に多く、クリエイティブ系はほとんど皆無です。起業でもしない限り、やりたい仕事につくのは意外に難しいかもしれません。そんな時は「自分にできることは何か」と発想を変えてみること。求めるより求められることの中であれば、意外な強みを活かせる可能性があります。

リモートワークができるなら仕事は辞めないのが鉄則

移住とともに心機一転、もっとのんびりした仕事を見つけたいと考える人は少なくありません。しかし、南房総での就職事情は意外に厳しいため、職探しが難航することも想定しておきましょう。例えこの社会情勢が変わっても、今後も変わらずリモートワークを推奨していく会社に勤めているのであれば、仕事を続けながら新たな活躍の場を探るのもひとつの手です。早まらず、色々な可能性を考えて慎重に行動しましょう。

収入は減ってしまうかも?ならば実際に副業を始めてみる

例え仕事が見つかっても、残念ながら南房総の賃金相場は高いとは言えません。これまでより収入が減ってしまうこともあるでしょう。車の維持費など田舎特有の出費もあるため、以前より生活が厳しくなってしまったという話もよく耳にします。であれば、空いた時間を利用してできる副業を始めてみては?少額でも副収入があると心に余裕が生まれます。簡単なデータ入力やウェブメディアのライターなど、今は様々な副業がありますので、もう一つのキャリアを作るつもりで自分に合った仕事を選んでみてください。続けるうちに副業が本業になった、などということがあるかもしれません。

お金を使う遊び方から、自然を楽しむ遊び方へシフトするべし

森里川海をたっぷり堪能して子どもたちも大満足の週末に

結婚や出産をきっかけにUターン移住をする人が増えているようです。前のめりに仕事をこなす生活から少しスローダウンして子育てをしたいと感じるからでしょう。また、家族で出かけるなら出費が増えそうなショッピングモールやテーマパークよりも、海や山といった自然を相手に遊べる田舎のほうが家計にも優しいですね。お弁当を持っていけば、食事代もかからず、ガソリン代だけで事足りてしまいます。大自然の素晴らしさを身をもって知ることで子どもたちも感性豊かに育ってくれることでしょう。

Uターン移住で地元の活性化に貢献しよう

以前は魅力的に感じなかった故郷の暮らしが、時が経つと次第にかけがえのないものだと思えてきたりします。様々な局面を乗り越え、物事の本質をつかむ力がつき、自然に対する感謝の気持ちが芽生えるからかもしれません。近すぎるとその良さに気づけないことも理由の一つでしょう。自分を育ててくれた地元に恩返しがしたい、過疎化する地元を少しでも元気づけたい、そんな気持ちがUターン移住という選択になって表れるのです。就職して税金を納めることが町の活性化につながると思えば頑張れそうですよね。

おわりに

今回はUターンについて書きましたが、私の鴨川移住はJターンの部類で、しかも両親よりも田舎に住むという少々珍しいパターンです(笑)。長年の夢だった「海が見える家に住む」の「海」が、こんなに近くにあったなんて!鴨川に下見に来た時、ハッとさせられました。移住のきっかけは人それぞれ。どんな理由にせよ、行動に移した人だけがその先の世界を見ることができるのかなぁと思います。

投稿者プロフィール

三浦 榎里子
三浦 榎里子
2020年に東京から千葉・鴨川市へ移住。念願だったオーシャンフロントの家に住む。自然美容、フラ、海、植物、居心地のいいカフェ、小鳥をこよなく愛するアラフォー。
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